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2010年12月06日

海老蔵・かまわぬ?・・・



酔い醒めのぞっとする時世に帰り    (江戸川柳)

酒はそこそこ好きなほうだが、いまだかつて前後不覚の経験はない。

したたか酔いつぶれて目覚めると、あの世から急転直下、生還したかのような、

あるいは、殻が割れ、はじめて外気に触れた、羽毛の濡れたままのヒヨコになった気持ちがするらしい。

酔生無死・・・新たなるあしたと、永遠の闇は紙一重。いつでも、酔い覚めに、かならず蘇ることが

出来るとは、かぎらない。深酔いは、無謀な漂流・・・

(by杉浦日向子さん・・・大江戸美味草紙より)  
タグ :杉浦日向子


Posted by かず at 20:44Comments(9)江戸川柳

2010年12月06日

焼き芋・・・



焼き芋を温石(おんじゃく)にする下女が癪(しゃく)     (江戸川柳)

温石はカイロのことで、癪とは婦人の神経性挿し込みで、

あたためるのが良いとされているが、この下女の場合は、

理不尽なムシャクシャしたウップンも、焼き芋一本頬張れば、

一時とりあえず癒される、ということだろう。

(by杉浦日向子さん・・・大江戸美味草紙より)

  
タグ :杉浦日向子


Posted by かず at 06:55Comments(12)江戸川柳