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2010年12月23日

しゃぼん玉売り



軽い身上吹けば飛ぶしゃぼん売り   (江戸川柳)

子ども相手の営業だったから、収入のほうも(吹けば飛ぶ)程度だった。

ただし、その飄逸な姿が愛されたようで、天保三年(1832)、江戸中村座で上演された

『おどけにわかしゃぼんたまとり』の浄瑠璃の語り出しに、

「さぁさぁ寄ったり見たり、吹いたり、評判の玉屋玉屋、あきなう品は八百八町、毎日ひにち、

お手あそび、子ども衆よせて、辻辻で、お目にかけねのない代物を、お求めなされと、たどり来る」

とあった。

しゃぼん玉売りは、明治時代になっても人気があったようだ。  続きを読む


Posted by かず at 07:34Comments(10)江戸川柳