スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

2010年12月24日

クリスマスイブですが・・・(^^;

おはようございます・・・

今日は、江戸とは、まったく関係ないクリスマスイブですが・・・

クリスマスといえば、チキンですね・・・う~ん・・・

江戸時代にも鶏肉を食べる習慣がございました・・・って、かなり強引ですね(^^;

まあまあそこは、お許しを・・・(私もクリスマスは大好きですので・・・)

というわけで、今日のお題は、「鴨」



手をとって子に撫でさせる鴨の腹    (江戸川柳)

この鴨はお歳暮に貰ったもの。歳暮には、干鯛、塩引鮭、鮒が一般的だが、

鴨は「タラバガニの缶詰セット」のような、開いた途端、家族の顔がキラキラする一品だった。

お父っつぁんが、羽根をむしってぶつ切りにし、鴨鍋をこしらえるのだが、

その前に、子供を呼んで「ほら、これが鴨だよ、さわってごらん、ふわふわだ」とでも言っている

ところだろう。江戸では、鴨鍋を食うと向こう一年間風邪をひかないと信じられ、大変喜ばれた。

タラバ(上)とズワイ(並)があれば、鴨(上)にも鶏(並)がある。

鴨をやりとりする家は、概して家計がつましいから、いただきモノを他へ回してしまう。

それで師走には、ひからびてコチコチになった鶏が江戸中ぐるぐると巡っていたそうだ。

(by杉浦日向子さん大江戸美味草紙より)  


Posted by かず at 07:05Comments(4)江戸川柳