スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

2011年01月24日

まぐろ・・・



いまは、寿司でもお造りでも、マグロがやたら珍重されるが、

江戸では、サツマイモ、カボチャとならぶ下下の食い物だった・・・

天保の大飢饉のとき、江戸近海でマグロが大漁となり、以来すしネタに定着した。

しかもトロは田畑のこやしに・・・

赤身のいいところだけを、ヅケといって、醤油とみりんにつけこんで、

べっこう色になったのを酢飯にあわせていた。

アトは、葱鮪(ネギマ)といって、ねぎと交互に串にさし焼いたり鍋に入れたりして

一杯呑み屋の定番料理となった。どちらかというと昨日の山くじらより不人気で、

刺身の王様となるのは、まだまだ先のはなしである。


  


Posted by かず at 07:26Comments(14)