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2011年01月16日

薮入り・・・

昨日の小正月(1月15日)が終わると、薮入りです。

薮入りとは、商家の奉公人(丁稚)達の年に二度の定休日で、
(江戸時代、奉公人は定休日が無く月に一度くらい交代で休んでました。店の休みは、1日と15日)

1月16日と7月16日、田舎ヘ帰る(藪がある場所に入る)という事でこう呼ばれました。

奉公人達は主人からお仕着せの着物や小遣いをもらい、親元に帰ったり、

田舎が、遠くて帰れぬものは、芝居見物をして過ごしたり、

遊楽街へ繰り出すなど年二回だけの定休日を楽しみました。

関西では「六入り」というそうです。



まめ知識・小正月
ちなみに1月1日から7日を「大正月」「男の正月」と呼ぶのに対し、

1月15日は「小正月」「女の正月」と呼びます。

この小正月の朝には、小豆がゆを食べる習慣がありました。

古くは「土佐日記」や「枕草子」などにも、小豆がゆを食べたことが記されています。

小豆がゆを食べて、その年の豊作(五穀豊穣)を祈願したということです。

小豆は、米や大豆とともに、食生活に欠かすことのできない穀物です。

小豆のような赤い色の食べ物は、体の邪気を取り払うと考えられ、

めでたい日などに、赤飯として供されてきました。

また、左義長(どんど焼き)を始め、地方によっては、

なまはげやかまくらなどの行事が行われます。


  


Posted by かず at 09:33Comments(7)江戸の文化