2010年11月23日
江戸っ子の生活費・・・

江戸では、親子3人が1ヶ月1両あればぎりぎり暮らせたといいます。
(江戸中期頃・・・)
棒手振りと呼ばれる零細商人でも1日400~500文の稼ぎ(利益)がありましたので、
月の半分も働くと、一ヶ月の生活費がまかなえる事になります。
1両を6,000文として計算
①家賃400文(九尺二間)
②米代2,160文(1日6合×30日・6合=72文)注意:稼ぎの良い家は、1日8合
③銭湯630文 (大人8文・子供5文、計21文×30日)
④調味料代・光熱費1,000文(季節によって差異、月平均)
(実際は、もっとかかったみたいですが、そこは貸し借りでカバー)
⑤おかず代900文 1日30文として(30文×30日)
(24文で鮪の切り身が、3人で食べきれない程買えた、蛤一升20文、納豆が丼に山盛りで8文)
⑥床屋288文 1回24文×12回(一人4回)
合計5,378文・・・残622文(普通であれば、蓄えますが、江戸っ子なので酒代になっていたでしょう)
まあ、これはぎりぎりの生活をしていた江戸っ子の場合で、
地方出身の職人さんとか、大店の手代さんなんかは、もっと良い生活をしていたと思います。
Posted by かず at 21:17│Comments(8)
│江戸っ子の生活
この記事へのコメント
月に4回も床屋い行ったんですね~
Posted by ばど at 2010年11月23日 21:27
バドさん
そうみたいです。
考えてみれば、めんどうな、髪型ですもんね。
そうみたいです。
考えてみれば、めんどうな、髪型ですもんね。
Posted by かず at 2010年11月23日 21:39
この計算で行くと、
私の場合、
酒代が、足りません。。。(笑
私の場合、
酒代が、足りません。。。(笑
Posted by 万里
at 2010年11月24日 17:28

万里さん
酒代・・・足りないですよね・・・
実際・・・江戸っ子もこんなもんでは、足りなかったみたいですよ~
酒代・・・足りないですよね・・・
実際・・・江戸っ子もこんなもんでは、足りなかったみたいですよ~
Posted by かず at 2010年11月24日 19:35
お米代高いんですね~
着物や装飾品なんか買えませんね(-_-;)
本当にギリギリって感じです。
詳しくてほんと、感心しちゃいます!!
思わず、電卓持ち出しちゃいましたよ(*^о^*)
着物や装飾品なんか買えませんね(-_-;)
本当にギリギリって感じです。
詳しくてほんと、感心しちゃいます!!
思わず、電卓持ち出しちゃいましたよ(*^о^*)
Posted by Fumy
at 2010年11月24日 22:26

Fumyさん
米代は、幕末になるとこの10倍くらいまではね上がります。
ぎりぎりの生活は、江戸っ子が、仕事嫌いのせいもあるんですよ。
米代は、幕末になるとこの10倍くらいまではね上がります。
ぎりぎりの生活は、江戸っ子が、仕事嫌いのせいもあるんですよ。
Posted by かず at 2010年11月25日 06:53
私はいつもギリギリっす…(^。^;)
静岡県民ですが(^O^)
静岡県民ですが(^O^)
Posted by マツケン at 2010年11月25日 18:30
マツケンさん
私もです、静岡県民、最高~ですよ。
私もです、静岡県民、最高~ですよ。
Posted by かず at 2010年11月25日 20:36