・・・火吹き竹(江戸の夫婦③)
お内儀も手者火吹き竹にて受け (江戸川柳)
言葉で負けて、カッとなった亭主の手が思わず飛ぶのを、はっしと火吹き竹で受けるとは、
妻もさるもの、ヤルものである。とんだ火吹き竹の応用編。
江戸で火吹き竹が活躍するのは、朝だ。上方は、昼または夜に飯を炊き、朝は残りの粥にする。
江戸は朝に炊き、昼は冷や飯、夜は茶漬けにする。
夫婦喧嘩は早く謝った方が得だ。朝、喧嘩して、ずるずる夕までタイミングを逸し、
女房に背を向けられて無言の夜が更けるのは最悪。
(by杉浦日向子さん大江戸美味草紙より)
ちなみに、うちは喧嘩してませんよ・・・・今日は、息子のバスケの試合に行ってきま~す
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